写真と過ごした時間
日光写真編

写真のある暮らし 日光写真ワークショップ | GENERAL SUPPLY

親子で楽しむ日光写真

前回に引き続き、先日行われたスペシャルイベント「写真のある暮らし」の紹介です。

>「写真と過ごした時間 湿板写真編」
>「写真と過ごした時間 日光写真編」
>「写真と過ごした時間 DEARS COFFEE編」

松元康明さんによる写真のワークショップは湿板写真だけではありません。
親子で楽しく作れる日光写真のワークショップも開催していました。

日光写真はその名の通り日光に反応して像が焼き付けられる写真で、
用紙の上に好きな物を置いてそこにできた影を写していきます。

日光写真ワークショップ
あらかじめ用意しておいた瓶やドライフラワーだけでなく、
持参してきたビーズなども構図を考え配置していきます。

こっちの方がいいんじゃない?これはここにおきたい!など、どの親子も真剣。
日の当たらないところでしっかりと配置をしたら店外へ。
どんな風に写るかわくわくどきどき…

日光写真ワークショップ
湿板写真もそうでしたが日照条件によって影のでき方は大きく変わります。
子供たちがそれぞれどうやったらきれいに写るかを自分で考えながらできるのがとても楽しそうでした。
なかなか一枚目でうまくいかず「もう一回!」と何枚も作っていました。


だんだんと上手になり、影がきれいなグラデーションを生みはじめます。
試行錯誤を繰り返してできる作品は理科の実験をしているかのようでした。

日光写真ワークショップ
できた作品はきれいな茶色をしていました。
この色が17世紀の画家「アンソニー・ヴァン・ダイク」の使う茶色のようだといわれ、
いまではこの技法にヴァンダイクと名付けられたそうです。
やり方はいたってシンプルですがどことなく温かみのある写真が撮れていました。

終わった後もお店のテーブル・サッカーで遊んだり珈琲を飲みながらおしゃべりしたり、
たくさんの人の笑顔が見れた楽しいワークショップでした。
松元康明写真展

ワークショップは終わってしまいましたがまだまだイベントは終わりません。
10月8日(月)まではAcruさんのポップアップストアと松元康明写真展を開催しております。
お近くの方は是非ご覧になりにいらしてください。

著者:アキホコーシ

大学で建築デザインを学び、現在GENERAL SUPPLYで働くスタッフ。
暮らしにフォーカスしたコラムを連載中。

>> <<

TOP