ハンス・J・ウェグナー
ソーイングテーブル”AT-33”

今回ご紹介させていただくのはハンス・J・ウェグナーのソーイングテーブル「AT-33」です。

ハンス・J・ウェグナーはデンマークの家具デザイナーで、生涯で500種類以上の椅子をデザインしたといわれています。
そんな椅子の巨匠が手掛けたソーイングテーブルはシンプルでありながらかわいらしいデザインです。
木材に対し深い造詣があるウェグナーならではのぬくもりのある作品ではないでしょうか。


天板は滑らかな仕上がりで思わず触れたくなってしまいます。
引き出しを開けるとソーイングテーブルならではのボビンスタンドや
道具などを収納する細かい仕切りがあります。
糸巻のスタンドは円錐形になっておりひとつひとつのパーツが細かく設計されていることがうかがえます。
引き出しの下にある板を引き出すと毛糸を収納する籐の籠があらわれ、
全体的にミニマムなデザインで手芸品の大きさや繊細さ繊維というオーガニックなものへのリスペクトを感じさせます。

手芸用の作業テーブルとしてだけでなくサイドテーブルやディスプレイ用のテーブルとしても使いたくなるデザイン。
部屋に一つあるだけでも存在感のある巨匠のテーブルです。


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