錆が作る味
アンティーク工具

使い込まれた道具に出る味わい

錆びついたボディと使い込まれて黒ずんだ木製ハンドルに魅力を感じるアンティーク工具。
アンティークアイテムの中でも人気の高いシリーズです。

今も同じ形で進化してモノ、電動化され今では見なくなったモノ、
どちらにしても今は使われなくなったもですがインテリアとしての新たな使い道があるかもしれません。

ブルックリンスタイルなど最近では武骨でインダストリアルな空間も人気があり、
その一部として工具を飾ることも少なくありません。
打ちっぱなしのコンクリートやブラックスチール、ダークウッドに合わせやすいですね。

更に今回紹介する手で使うような工具はどれも小さなサイズのため単体で飾るというよりは整然と並べるのがコツ。
パンチングメタルやフックのついた壁掛アイテムなどにまとめて置いてしまうのがポイントです。

また、インダストリアルな空間にするときのポイントとしてワンポイントでグリーンを入れるのもおすすめ。
場所の都合で植物を置けない場合はボタニカルアートで代用できます。

静的な工具に生命力を感じるグリーンがお互いを引き立てあう組み合わせです。
美容室の待合室やバーの壁面、カフェのインテリアなど一部分に対してだけでもセットアップしやすいアイテムではないでしょうか。

アンティーク 工具

錆びたアイアンと黒ずんだウッドの調和

著者:アキホコーシ

大学で建築デザインを学び、現在GENERAL SUPPLYで働くスタッフ。
暮らしにフォーカスしたコラムを連載中。

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