ピアノブラックが美しい
レーン社のコーヒーテーブル

老舗家具メーカーのコーヒーテーブル

レーン社は1912年にアメリカで創業した家具メーカー。
元々は杉を用いたシダーチェストを製造していたようです。
その後、ウォルナットやオークなどの高級木材を使用した家具を製造していきます。

今回紹介するピアノブラックのコーヒーテーブルもミッドセンチュリー期のLANE社の作品です。


レーン社の家具としては珍しくピアノブラックに塗装されたこのテーブル。
表面は非常になめらかで滑るような心地です。
鏡面になっているため高級感があり、周りの家具や風景を写してくれるのも面白いポイントではないでしょうか。
レザーソファとの相性は抜群によく、寝室の一角にシングルソファとのセットで置いておきたいと思わせてくれます。


裏側には「LANE FUNITURE」のロゴとシリアルナンバーが記載されています。
シリアルナンバーは日付となっているようで162270というのは逆さで読むと07月22日61年となるそうです。
こういうのを見ると改めて70年以上もの前の物なんだと時間をさせてくれます。
一部塗装剥げや表面に引っ掻きキズはありますが古いものという感じは一切感じさせないデザインと状態は一級品ではないでしょうか。


生産国であるアメリカでも人気は高く、輸入されている数もあまり多くはないレーン社のコーヒーテーブル。
今はないミッドセンチュリーらしいデザインも魅力的でシックな空間づくりにはもってこいのアイテムです。

1960年代ヴィンテージコーヒーテーブル

老舗家具メーカーレーン社のヴィンテージローテーブル。ピアノブラックに塗装された品の良いテーブルです。

著者:アキホコーシ

大学で建築デザインを学び、現在GENERAL SUPPLYで働くスタッフ。
暮らしにフォーカスしたコラムを連載中。

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