コレクションにもなる
定規とは

測るだけじゃないルーラーの魅力

物の大きさや距離を測る定規やメジャー、
その形態は今も昔も大きく変わらずあり続けています。

当店でも新品からアンティークやヴィンテージまで色々なスケールを取り扱っております。
そこには実際に測る以外の飾る良さがあるのではないでしょうか。

アンティークの定規には折りたたみ式が多く存在します。
真鍮製のヒンジに目盛りが刻まれた木製パーツが特徴。
メーカーのロゴや数字のフォントなどそれぞれに違いがあります。
デスク周りのインテリアに人気のアイテムの一つです。

一般的な定規は15cm程度のものが主流ですが建築用などに使われた特大サイズの定規もございます。
製図などに用いられたのでしょうか、スチールのパーツが取り付けられ精密さを重視したような雰囲気です。
水平器も非常に大きなもので建材などで使用されていたと思われます。
大きさもあるためツールハンガーのように壁に飾りたくなるそんなデザインです。

定規以外で長さを図るものといえばメジャーでしょうか。
アンティークのメジャーにはケースにレザーが使用されておりシックな印象があります。
また、現代のものと同じようにスチール製の目盛りをゼンマイのように巻いて収納するような形状となっており、
変わらないスタイルで進化してきた軌跡を感じることができます。

現代のものでもインテリアという観点で見るなら真鍮製の定規などはシンプルながら品のある装飾アイテムです。
アクセサリーのような繊細さがあるようなコンパクトで手に取りやすいステーショナリー。

文房具というのはなぜかおしゃれでコレクションしたくなる魅力があります。
それは昔から変わらずあるものなのかもしれません。

様々な形の定規やスケール

インテリアとしても使えるアイテム

著者:アキホコーシ

大学で建築デザインを学び、現在GENERAL SUPPLYで働くスタッフ。
暮らしにフォーカスしたコラムを連載中。

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